こんにちは!
ついに新型コロナウイルスワクチンの接種が始まりましたね!
2月17日に国立病院機構東京医療センターでの接種が日本初でした。
先が見えなく辛い一年でしたが、希望が見えてきました!
季節も春に向かい、前向きな気持ちになれますね。
あと関係ないけど、この間飲んだレッドブルグリーンがライムフレーバーでめっちゃ美味しかったてすよ。
さて、今回は今後微生物の認定試験を受ける方のために試験の受験体験談を残して置きたいと思います。
目次
日程
試験は11月15日(日)の1日で行われました。
- 受付開始:12:30
- 試験開始:13:00
終了予定が16時とされ、本年度は半日で終わりの日程でした。
例年は指定講習会と資格認定試験を二日がかりで行いますが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で指定講習会は中止となりました。
引用:日本臨床微生物学会HP
会場
本年度の試験会場は、感染対策のため全国7つの地域に分けられました。
具体的には札幌、福島、東京、名古屋、神戸、岡山、福岡です。
原則受験者の所在地だか勤務地だかの地域に指定されます。
しかし、何か事情がある場合は試験会場変更の申請ができるようでした。
僕は福島テルサで受けましたが受験生はたったの6人。
少ないー!
筆記試験
- 試験時間90分
- マーク形式問題数50問
- 英文和訳7~8文程度
筆記試験は、例年通りマークシート形式問題と英語の記述式和訳問題が出題されました。
マーク形式問題の問題用紙、回答用紙、そして英語問題の問題用紙かつ回答用紙の3種類が配られます。
試験開始前にマーク形式問題の回答用紙に受験番号と氏名を書くことができます。
うろ覚えですが、英語問題は問題と解答が一枚のため裏返しで配られ開始まで表にできず名前は書けなかった気がします。
もう一度言いますが、うろ覚えですのであしからず。
因みに自分は時間配分を筆記60分、英語和訳20分程度で意識して解きました。
実際には、マーク45分→英語15分→マーク15分→英語10分→見直し5分て感じだった気がします。
時間足りなくなるのが怖かったので、マーク問題は迷ってもとりあえず回答して進み、英語もとりあえず和訳して、その後にマークの迷った問題、そして英語の迷った問題と解きました。
英語の内容はSARS-CoV-2関連で、感染対策の観点から検査に用いる用具やPPEはこうすべきとかそんな感じだったかと思います。
出典元わかりませんが、SARS-CoV-2関連のガイドラインをしっかり読んでる方は英語の知識そんなになくても解けたのかもしれません。
マーク形式問題の具体的な内容も載せていきたいんですが、問題用紙は回収され、過去問も一年分しか公表していない実情を踏まえると、ブログやSNSに載せていいのか分からないのでやめておきます。
ポイントは各論的に書くので、各記事読んで頂けると幸いです。
実技試験
- 試験時間90分
- 大問4題
- ①鏡検の問題
- ②寒天培地の同定問題
- ③試験管培地の同定問題
- ④感受性試験の問題
実技は今年は特殊でした。
感染対策のため、恐らく初のスライド形式の実技試験となりました。
パワーポイント作成?の問題写真がスライドに移されるのでそれを各自の席から見て問題を解きます。
実技試験はとにかく時間が足りない!
問題は大問毎に一区切りとなります。
一問ずつスライドに移されていき、その大問の中の全問が流された後におさらい的に短めの時間で通して流されます。
従来の実技と違い、一問ずつ等間隔で流されていくので分からない問題に時間配分を割くことができません。
加えて流れていった問題に対して後から疑問が生じても、見直すことができないのです。
さらには一問あたりのスライドが何分映されるのかも分かりませんでした。
その件に関しては、試験の後に書く受験者アンケートでスライド投影時間を表示して欲しかったと書かせて頂きました。
感受性試験だけは写真付きの回答用紙が渡されました。
ディスク法の感受性試験が実施された実物大の寒天培地が載っており、定規で阻止円径を測って判定しました。
結果発表
結果発表は後日、日本臨床微生物学会ホームページに合格者受験番号が発表されます。
その後時間をおいて合格通知と認定登録の手続きの通知が郵送されてきます。
Webでの発表から合格の通達まで一か月くらい間がありました。
終わりに
はい、ざっとこんな感じですね。
僕は自分で受験する時に、まず経験談がないかググりました。
先人の経験や知識を貰うのが一番効率いいですからね。
でも見つけられませんでした。
今後、僕の様にまずググる方たくさんいると思いますが、そんな方々の参考に少しでもなればと思います。
ではまた!