こんにちは!
炒め物しながら飲むビールって美味しいですよねー。
疲れて帰ってご飯作るけど、我慢できずにその間に開けちゃって飲むビール。
これが一番旨いと思います!(笑)
さて、今回は書籍の紹介です。
先日職場に届いた「検査と技術」がまず何より自分自身重宝させて頂きたい一冊でしたし、これから認定試験の勉強を始める方々にとても良さそうだったのでおすすめさせて貰います。
できれば、自分が受ける時にもこれが欲しかった!
目次
検査と技術 First&Next Step 臨床微生物検査サポートブック
はい、おすすめの本はこれです!
検査と技術 第49巻 第3号(3月・増刊号)
First&Next Step 臨床微生物検査サポートブック
東京医科大学微生物学分野の大楠清文先生が企画された一冊です。
これ、本当にすごいです。
各論では細菌、真菌、原虫が要点的に図やカラー写真付きでわかりやすくまとまっています。
さらに嬉しいのが、菌種毎にクイズがついていることです。
文章をさらっと読んでもそれだけではなかなか定着しませんが、問題を出されるとそれが復習になるので覚えやすい上に、何が重要なのかも把握できるかと思います。
そして、実技試験の対策ができる基本的な技術と操作法がほとんど載っていると思います。
具体的には、
これらが写真付きで載っているので本当に重宝します。
特に試験管培地の菌種別試験管培地反応態度が試験に出うるもの全て載ってるんじゃないかと思います。
ただ、注意して欲しいのですが、
認定試験は本1冊で受かるほど甘くありません!
例えば、この本にはウイルスの各論は載っていません。
ウイルスの中では風疹や麻疹、梅毒などは近年の傾向を抑えておかなければなりませんし、当然SARS-CoV-2についての知識も必要です。
また、真菌についてはもっと多くの菌種を確認しておきたいところです。
ですので、認定試験の勉強にはこの本を用いてベースの知識をつけ、要点を把握し、そこからさらに他の教科書やガイドライン等を用いて知識の上乗せをしていくやり方が効率がいいかと思います。
勉強に用いた教材
おすすめを紹介しましたが、この本は認定試験専用の対策本というわけではありませんし、そもそもそんな教科書はありません。
勉強に用いるのは、皆さんのお手元にある教科書でも十分かと思います。
しかしそうは言っても教科書なんて種類がありすぎるし何から手をつけたらいいかわからないよ!なんて過去の僕のような方もいるかもしれませんので、僕自身が用いた教科書等を紹介しておきます。
とはいえ、勉強にあたり色々なサイトを調べたり、様々な文献を読んだりもしましたのでさすがに全部紹介はできません。
メインに使ったものだけ載せますね。
一番使ったのはこれです。
教科書ですのでとても勉強しやすいです。
これ国試にも資格試験にも認定試験にも使える一冊かと思います。
ただ、逆に言うとその分認定試験の難易度高めのマニアックな問題なんかはこの本で調べてもでてきません。
そんなもう少し深堀りしたい時に用いたのがこれ。
あとは遭遇頻度は比較的高くない菌だけれども注目されているものをまとめた一冊がこれ。
さらに、教科書は重いので鞄に入れて持ち歩いていたのはこれです。
プラチナレファランスは菌の生化学的性状が一覧でまとまっているので、例えば感染性心内膜炎のHACEK群のオキシダーゼ試験は陽性だっけ陰性だっけ?なんてなったときにさっと確認できて重宝します。
だいぶ細かいところまで載ってるんですよ。
書籍に関してはこれら以外にもたーくさん見ました!
真菌に関して調べる時は真菌だけの教科書を開いたり、ICT関連では血液培養ガイドラインを開いたり。
そしてよく見たサイトはやっぱり国立感染症研究所のHPですかねー。
まぁ気になったことはとにかく検索ですよね!
最後に
本記事を書くにあたり色々読んだなぁって懐かしくなりました。
でも思えばそれらのほとんどは、認定に合格してから一回も開いていません。
これでは知識が抜けていくばかりですので、疑問が生じた時は流さずにその都度調べて知識を定着させていきたいと思います。
では、またー!