SAWASAN-BLOG

臨床検査技師の「知識整理」と「気まま雑記」ブログ

【書籍紹介】『もしあと一年で人生が終わるとしたら?』

こんにちは!

 

皆さんは読書が好きですか?

僕はつい最近まであまり好きではありませんでした。

映像に比べると情報量は少ないし、文字を読むのは時間がかかって非効率だと思っていたからです。

でも、それは大きな間違いでした。

本は著者のそれまでの経験や知識を凝縮した、いわば人生の塊のようなものであって、それをたった1000円から2000円で手に入れ学ぶことができる。

こんなに効率のいいことはそうないですよね。

 

Youtubeの様々な本要約チャンネルを眺めながらこの事に気づき、最近は朝に読書の時間を取るようにしています。

そして、最近読んだ本が心に残りましたので紹介したいと思います。

 

目次

 

もしあと一年で人生が終わるとしたら?

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とても印象的なタイトルですよね。

この本はホスピス医である小澤竹俊先生が、これまで25年間で3500人以上を看取ってきた経験をもとに、僕たちに人生を後悔なく生きるための気づきを与えてくれる内容になっています。

当然ですが、僕たちはいつか必ず死にます。

それは何十年後かもしれないし、ひょっとしたら今日これからなのかもしれない

そう考えると、タイトルを見ただけでも自分の人生の在り方を見直したくなりませんか?

細かい内容についてはぜひ読んで頂きたいですが、以前の僕の様に手っ取り早く要約だけを知りたい方は以下のYoutubeをご覧ください。

 

www.youtube.com

 

アウトプット

この本には、人が死を前にした時に自分の人生に対して思うことが様々書かれています。

最初は皆現実を受け入れがたく、後悔や苦悩の日々を送るようなのですが、最終的には多くの方が自分の人生に納得して死んでいくそうです。

そしてその過程で思うことの一つが、自分の人生で誇れるものは何かだそうです。

これがあることで、自分の人生はなかなか悪くなかった、自分なりに頑張れた人生だったと納得できるのかもしれません。

 

僕はこれを機に、今の時点で誇れるものを思い浮かべてみました。

大した人間ではありませんが、「自分なりに」誇れるものはいくつかあります。

今回のコロナ対応もその一つです。

きっと人生の最後で仕事を振り返った時に、あの一年は土日も病院の安全キャビネット前でPCRをしていたな、大変だったけど自分なりに社会に貢献できたのかもな、なんて思えそうです。

それから、僕には大切な妻や友人達がいます。

この人たちとの出会いも僕の人生で誇れるものです。

そこで今回は、この本で学んだことのアウトプットとして、妻や友人に感謝の気持ちを伝えることにしました。

LINEではありましたが、思い立った後にすぐ行動しました。

今度会った時なんて言っていると、帰り道に交通事故で死ぬかもしれません。

送ったLINEを踏まえ、会った時にまた改めて直接言えばいいんです。

照れくさくてとても恥ずかしかったですが、喜んだ反応を貰えたので良かったです。

今言えたことで、死ぬとき後悔しなくて済みそうです!

 

最後に

どうだったでしょうか?

本ブログの読者の多くは医療従事者かと思いますので、特に感じることが多いのではないかと思います。

皆さんもぜひ「もしあと一年で人生が終わるとしたら」と考え、何か行動を起こしてみてはいかがでしょうか。

常にそう考え続けるのは気が重くなりそうですが、一回考えてみると色々と思うことがあるかと思います。

その気づきが人生をより良いものにしてくれるんじゃないかと、この本から学びました。

では、本ブログを読んで頂きありがとうございました!

また!