SAWASAN-BLOG

医療従事者の「知識整理」と「気まま雑記」ブログ

【医療従事者】新型コロナウイルスワクチン接種しました

こんにちは!

タイトルの通り、新型コロナウイルスワクチンを接種しました。

僕は医療従事者として受けましたが、次の高齢者への接種も一部市町村で4月12日に開始見込み(3月13日時点)とのことです。

今回はワクチン接種の体験やまとめを書き、これから受ける予定の方、受けるか悩んでいる方への情報提供になれば幸いです。

 

目次

 

ファイザー社ワクチン「コミナティ筋注」

ワクチンについて

まず接種するワクチンの情報です。

現状、供給次第で米国ファイザー社のワクチンを接種できます。

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引用:厚生労働省HP配布PDF「新型コロナワクチン予防接種についての説明書」

 厚労省の説明書によるとワクチン予防効果は約95%と報告されているそうです。

具体的な引用元までは確認していませんが、高いですね。

その信頼度からか、米疾病対策センター(CDC)はワクチン接種完了者同士であれば小規模な集まりにおいてはマスクなしでも可との指針見直しを行いました。

news.yahoo.co.jp

 指針が出たからには欧米ではマスクを外しそうですが、日本人は心情的にしばらくマスク着用を続けそうですね。

因みに、あくまでもワクチン接種者同士の小規模な集まりにおいてはという指針ですし、重症化リスクのある人との接触は引き続きマスクをするようになどの注意もありますので、ワクチンを接種したから何でも大丈夫というわけではありません

 

接種について

接種については簡単にまとめます。

  • 対象:16歳以上
  • 費用:無料(公費)
  • 接種回数:2回(3週間程度の間隔を空けて)
  • 接種量:0.3mL(1回あたり)
  • 接種部位:筋注(三角筋

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引用:厚生労働省HP配布PDF 新型コロナワクチン接種のお知らせ(医療従事者等の方へ)

個人的にはコミナティがmRNAワクチンであるということに一番興味がありますが、それだけで一記事書けるほどの文量になってしまうので、今回は割愛します。

 

副反応等について

皆さん一番気になるのがやはりこの副反応についてではないでしょうか。

まずは厚労省からのパンフレットです。

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引用:厚生労働省HP配布PDF 接種後の注意点(ファイザー社のワクチン版)

 

接種当日は、アナフィラキシー血管迷走神経反射があげられています。

血管迷走神経反射は、通常の採血でも起こりうるいわゆる貧血のような症状です。

パンフレットにあるように通常、横になって休めば自然に回復します。

学生の頃の採血実習で何人かこれで具合悪くなってました。

素人同士での練習ですので、不安という精神的な要因が大きかったように思います。

そしてアナフィラキシーですが、定義は以下の通り。

アナフィラキシーとは、「アレルゲン等の侵入により、複数臓器に全身性にアレルギー症状が惹起され、生命に危機を与え得る過敏反応」であり、血圧低下や意識障害が伴う場合をアナフィラキシーショックという。

引用 :アナフィラキシーガイドライン(日本アレルギー学会)

また、接種の当日から数日の副反応は、 接種部位の痛みが50%以上となっていますが、地方ニュースでは90%以上に肩の痛みがあると言っていました。

 

アナフィラキシーの報告数

では、実際にどれだけの人がアナフィラキシーを起こしたかというと、

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引用:厚生労働省HP配布PDF 国内でのアナフィラキシーの発生状況について 

 日本は、3月11日時点で37件の報告がありました。

その頻度はどうやら欧米に比べて高いみたいですね。

しかし、アナフィラキシーの評価方法や対象集団が異なるため今の段階で一概に日本人には副反応が多いと言い切ることはできず、さらなるデータの集積と再評価が必要なようです。

そして大事なことですが、これまでに報告された例は、速やかに医療処置が行われ、全て軽快又は回復したようです。

現在は医療従事者が医療機関で自分たちで接種してますので、初期対応は当然早いでしょう。

ワクチン接種において副作用の可能性を完全に排除することはできませんから、大事なのは副反応が起きた時に速やかに対処することですよね。

そのため、接種後は会場で15分以上様子見することとなっています。

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 引用:厚生労働省HP配布PDF 接種後の注意点(ファイザー社のワクチン版)

我々医療従事者は職場で接種していますが、それでもすぐに仕事を再開せずこの15分様子見の指針を守っています

 

ワクチンを接種して

体験としては、

  • 接種時の痛みは少ない
  • 接種日の夜から肩にしっかり筋肉痛になったような痛みがあった
  • 発熱や頭痛などはなかった

という感じでした。

当日はあらかじめ書いた予診票を持って院内の接種会場に行きました。

予診票は厚労省の以下のものです。

https://www.mhlw.go.jp/content/000739379.pdf

まず、病院長から問診を受け、その後看護師さんが二人がかりで対応、接種してくれました。

接種時に関しては、針刺す時のチクっとした痛みのみでした。

インフルエンザワクチンは注入する時痛みがありますが、今回の新型コロナワクチンは注入時の痛みは全くありませんでした。

接種量がインフルエンザワクチンが0.5mLなのに対しコミナティは0.3mLと少ないからでしょうか。

または皮下注と筋注の違いなのか。

ただ、その日の夜18時頃から肩が痛くなり始め、痛みのピークは翌日の朝でした。

痛みの程度はしっかりした筋肉痛並みで、服の着替えの時いててててとなる感じでした。

ただ、接種翌日の夜にはだいぶよくなり、さらに次の日には痛みは全くなくなりました

まわりの人もほとんど全員が同じように肩が痛くなったと言っていました。

そしてその多くが接種二日後には改善したと言っていました。

肩の痛みに関してはもうなるものと思ってもよさそうです。

しかし、それは改善しますので過剰に恐れることではないように思います。

それ以外の例えば発熱や頭痛などの副反応は全くありませんでした。

職場では、接種から五日分の検温や痛みなどについての体調管理報告書を提出することになっています。

一般の方々が接種する頃にはこのデータがまとめられ公表されているのかもしれませんね。

あ、あと最後に服は肩が出るTシャツなどを着た方がいいと思います!

肩に刺しずらい服装で行くと刺しずらくなりますのでご注意を。

 

終わりに

少し長めになりました。

ワクチンについてと体験についてを分ければ良かったです。

個人的にはワクチンを早く打ちたかったですし、二回目も順調に打てることを期待していますが、接種するかは個人の判断ですよね。

新型のウイルスに対する新しいワクチンですから当然接種した人のデータがない状態から始まります。

ファイザー社以外のものも含め世界で数憶人がワクチン接種した今でも、接種から10年後こうなったなんてデータはありません。

医療従事者の中にもひょっとしたら今はまだ打たないと決めている人もいるかもしれませんね。

ですので、これから接種する人は少なくとも今ある情報は調べて、知った上で受けることを判断するのがいいと思います。

このブログがその一助になれば嬉しいです。

では、またー。