こんにちは!
9月になり、気温が下がってきましたね。
夜ご飯を食べに1人外に出ましたが、肌寒くカーディガンを取りに戻りました。
ししとう美味しかったです。
もう誰かとお店でご飯なんていつから行ってないかも思い出せませんが、早く友人達と気兼ねなく外食できるようになって欲しいです。
さて、今回は病原体の分類についてやりたいと思います。
目次
病原体の分類の考え方
感染症法では、感染症の分類の他に、その病原体の分類と取り扱いについても定められています。
各病原体の取り扱いに関しては
- 一種病原体は原則所持禁止
- 二種病原体は所持の許可が必要
- 三種病原体は所持等の届出
- 四種病原体は基準の尊守
となっています。
病原体の分類と種類
では、具体的な病原体の種類です。
これが感染症の一から五類の分類と一致してればいいんですけど、そうじゃないのが残念ですね。
一種病原体
一類感染症の病原体からペストを除いた6種が分類されています。
二種病原体
炭疽菌、ペスト、ボツリヌスなどバイオテロに使用されうる病原体が分類されています。
野兎病菌はペスト類似症状を引き起こすグラム陰性桿菌です。
感染力が極めて強く、眼などの粘膜部分や皮膚の傷などはもちろんのこと、健常皮膚からも感染しうるようです。
日本では2008年に青森、福島、千葉での報告がありました。
また、二種病原体にはバイオテロ関連に加えてSARSコロナウイルスも分類されています。
三種病原体
もうこの辺は嫌になりますね(笑)
主に、四類感染症の動物やダニ由来の病原体が分類されます。
真菌で唯一特定病原体に指定されているコクシジオイデスもここにいます。
コクシジオイデスは真菌の中で感染力が最強クラスです。
加えて、超多剤耐性結核菌(XDR-TB)を覚えておくと大体いけそうですね。
四種病原体
三類感染症の下痢を起こす病原体はここに分類されます。
急性灰白髄炎(ポリオ)と結核は感染症は二類ですが、ポリオウイルスと結核菌(多剤耐性でない)は四種病原体に分類されています。
どちらもワクチンがあるので四種なのかもしれませんね。
あとは黄熱やデングなどの蚊媒介の病原体もここにいます。
最後にインフルエンザウイルス、オウム病クラミジア、クリプトスポリジウムを追加で覚えておけばOKです。
終わりに
病原体の分類についてやりました。
次回は、認定試験やりましょうかね。
では、お疲れさまでした!