医世界で学ぶ微生物

臨床検査技師が感染症を勉強するブログ

【生or不活化】ワクチン

COVID-19の世界的な流行でなかなか重たい毎日ですね。

私も日々忙しく、休日も返上して働いています。

今強く感じるのは、共に働く医療従事者の方々への尊敬の気持ちです。

前線にたって弱音も吐かずに、現状が少しでもよくなるよう努力する姿に感化されますし勇気を貰います。

神経すり減らす毎日ですが、この状況に立ち向かうことが医療従事者としての責務、使命と理解し頑張りたいと思います。

今年は山菜採りに行けなかったので、来年はたらの芽やこしあぶら採って天ぷらにして食べたいです。

 

では、今日は感染症つながりで予防接種、ワクチンついて勉強しましょう!

 

目次

 

覚えるポイントは、

  • 定期接種か任意接種か
  • 生ワクチンか不活化ワクチンか

の2点です。

定期接種

  • Hib(インフルエンザb)
  • 小児肺炎球菌
  • DPT-IPV
  • 麻疹
  • 風疹
  • 水痘
  • B型肝炎
  • 日本脳炎
  • HPV

 

これらが集団予防を目的とするA類疾病です。そして、

 

  • 高齢者対象インフルエンザ
  • 高齢者対象肺炎球菌

 

これらが個人予防を目的としたB類疾病です。

任意接種

 

MR(麻疹風疹)ワクチンは2006年に定期接種になりました。

1989年から1993年までは麻疹風疹におたふくが加わったMMRワクチンが接種されていたそうですが、1990年代にこのワクチンで無菌性髄膜炎が多発した経緯があり、廃止となったようです。

日本は先進国で珍しくおたふくが定期接種となっていない国です。

 

続いてワクチンの種類です。

生ワクチン

  • 結核(BCG)
  • 麻疹
  • 風疹
  • 水痘
  • ロタ
  • 黄熱
  • おたふく

二文字が多いですね!

 

不活化ワクチントキソイド

  

髄膜炎菌について少し。

髄膜炎菌は飛沫感染し、健常者の鼻咽頭からも分離されます。

莢膜多糖体により少なくとも12の血清型に分類されますが、侵襲性髄膜炎感染症を引き起こすのは、主にA、B、C、X、Y、W。

主な流行血清群は、

だそうです。

国内で認可されているワクチンは4価(A、C、W、Y)結合型のメナクトラです。

Bが入ってないのですが、2011年に宮崎の学生寮で集団発生した髄膜炎感染症の血清型はBでした。

今後Bも含めたワクチンになったりするのでしょうか。

まぁなったとしても任意接種なので受ける人は少なさそうですが。

 

以上、ワクチンについてでした!

 

接種スケジュールについては、「NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会」HPにわかりやすいPDFがありましたのでご覧ください。